概要
- 米コロンビア特別区検察局が、ジェローム・パウエルFRB議長に対する刑事捜査に着手したと伝えた。
- 捜査は、FRBワシントン本部の改修事業を巡り、パウエル議長の議会での虚偽供述の有無を中心に進められているとした。
- 総予算約25億米ドル規模の改修で、約7億米ドルの超過支出の可能性が指摘され、予算執行の妥当性が捜査対象に上ったと伝えた。

米連邦検察が、ジェローム・パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長を巡る案件について予備調査に着手したと伝えられた。
11日(現地時間)のニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、米コロンビア特別区検察局がパウエルFRB議長に対する刑事捜査に着手した。捜査は、FRBワシントン本部の改修事業を巡り、パウエル議長が議会で虚偽の供述を行ったかどうかを軸に進められている。
今回の捜査は、2025年11月にジャニーン・ピロ検事長の承認の下で開始され、パウエル議長の過去の公開発言やFRBの関連支出記録の精査が含まれていると伝えられた。検察は、改修プロジェクトの実際の規模と議会証言の内容との間に不一致があったかを調べているとされる。
問題となっているFRB本部改修事業の総予算は約25億米ドルと見積もられており、現在、約7億米ドル規模の超過支出が発生する可能性が指摘されている。これに伴い、事業管理と予算執行の妥当性も捜査対象に含まれたとみられる。
これに先立ち、パウエル議長は議会公聴会で、当該改修に個人用エレベーターや大理石装飾などの高級設備は含まれていないと否定していた。ただし、その後、プロジェクトの進行過程で一部の設計や機能が調整されたと説明した。一方、FRBは今回の捜査に関して公式なコメントを出していない。
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