トレ2(修正)
概要
- 中東のエネルギー施設攻撃を受けて原油価格が急騰し、ニューヨーク株式市場の主要指数がそろって急落したと伝えた。
- 米連邦準備制度理事会(Fed)が政策金利の据え置きを決めるとともに、パウエル議長がタカ派的な発言を示し、投資家心理が冷え込んだと伝えた。
- 2月の生産者物価指数(PPI)が予想を大きく上回り、インフレ懸念が強まる中、原油高が米経済成長を抑える要因として挙げられたと伝えた。
期間別予測トレンドレポート


中東のエネルギー施設が攻撃されたとの報道を受け、原油価格が急騰し、ニューヨーク株式市場の主要指数はそろって急落した。米連邦準備制度理事会(Fed)が金利を据え置く中、ジェローム・パウエルFed議長の「タカ派的な」(金融引き締め選好)発言も投資家心理を冷え込ませた。
18日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ工業株30種平均は前営業日比768.11ポイント(1.63%)安の4万6225.15で取引を終えた。
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500種指数は91.39ポイント(1.36%)下落した6624.70、ナスダック総合指数は327.11ポイント(1.46%)安の2万2152.42で引けた。
一時は落ち着きを見せていた原油価格はこの日急騰した。イスラエルがイラン最大のガス田を爆撃し、イランが報復措置として周辺国のエネルギー施設への空爆に乗り出したことが影響した。
イスラエルはこの日、イラン最大のガス田サウスパルスと、イラン南西部沿岸アサルーイェの天然ガス精製施設群を攻撃した。イランは、世界の液化天然ガス(LNG)供給量の20%を担うカタールのガス集積施設にミサイル攻撃を加え、報復に動いた。
これを受け、ブレント原油5月物先物の終値は1バレル=107.38ドルと、前営業日比で3.8%上昇した。4月物の米国産標準油種WTI先物の終値は1バレル=96.32ドルで、0.1%上げた。
物価指標も市場の不安を強めた。この日、米労働省が発表した2月の生産者物価指数(PPI)は前月比0.7%上昇し、市場予想(0.3%)を大きく上回った。前年同月比の上昇率は3.4%と、1年ぶりの高水準となった。
この日終了した3月の連邦公開市場委員会(FOMC)で、パウエルFed議長は原油高が物価上昇圧力を強め、米経済成長を損なう可能性があると懸念を示した。Fedはこの日、政策金利を3.50~3.75%に据え置いた。

nineteen
nineteen@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。





