韓国全域で寒波、内陸部で氷点下に

強い寒冷前線が月曜日に韓国の大部分を覆い、内陸の多くの地域で気温が氷点下に下がった。

北部の中国から移動する大陸性高気圧により、日曜と比べて朝の気温は5〜10℃低下した。韓国気象庁はソウルの一部を含む内陸のいくつかの地域に寒波注意報を発令した。

京畿道の坡州は最低気温が-3.8℃を記録し、江原道の鉄原は-3.1℃まで下がった。

ソウルでは鍾路区の中央観測所が最低0.5℃を報告したが、恩平区や冠岳区を含むいくつかの区では局地的に氷点下の記録があった。

日中の最高気温は11〜18℃の範囲で、寒さは火曜日まで続く見込みだ。予報では火曜朝の最低気温は1〜11℃、その日の後半の最高気温は4〜20℃となっている。

水曜には平年並みに戻る可能性があるものの、11月上旬の平均気温は依然として比較的低いままだ。

この気象系は沿岸にも強風と高波をもたらした。済州島近海を含む南部および東部の海域に海洋警報が発令された。風速は時速30〜65キロメートル、波高は2〜4メートルに達する見込みだ。東海の一部では5メートルを超える波が予想される。東海および蔚山沖の海域は一日中荒れた海況になる見込みで、追加の注意報が出される可能性が高い。